『部屋を活かせば人生が変わる』のか?

文教堂にブツブツ文句を言いながら、もしドラ作者のハックルさんこと岩崎夏海氏の新著『部屋を活かせば人生が変わる』を購入したのが先週末。

 

購入した日に、ざっと読み通してそれから少しずつ書かれていることを実践していった。まず、数カ月前の僕の散らかりきった部屋。汚くなると掃除をいそいそと始める。だいたい1週間位で元の散らかりように。これを一ヶ月サイクルで繰り返していた。

 

 

Before:

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iPhone5によるパノラマ撮影

 

環境を変えれば人間も変わる。ハックルさんが部屋について考える時の基本思想である。この散らかりきった部屋で長いこと暮らしてきて、僕はいいかげん疲れていた。何かを変える必要があると思っていた。

 

僕の部屋は一人暮らしにしては少し広い12畳。その真ん中にドンと鎮座していたのがテレビとテレビ台、コーヒーテーブル、そして写真には映ってないがソファであった。ここが生活の中心となり、僕は部屋にいる時間の大半をここに座って過ごしていた。

 

ハックルさんは言う。部屋は導線が全てだと。掃除の導線、洗濯の導線、食器洗いの導線。これらの導線がきちんと確保されていなければ、すぐに部屋は散らかり死んでしまう。部屋を綺麗に保つための仕組みを作ることが、部屋を活かすことの第一歩なのだ。

 

これに僕は唸らされた。なぜなら、以前の部屋の写真を見て分かる通り、掃除をするための空間が一切考慮されていなかったからだ。事実、僕が掃除機をかけるのはひと月に一回。ホコリが溜まりに溜まったころだった。掃除は質より量だという。掃除機を書ける頻度を上げること、それが部屋を綺麗に保つコツらしい。

 

僕は掃除のしやすさを重視して、家具の配置を試行錯誤した。ちなみにテーブルには物をおいてはいけないらしい。この本を読んで初めて知った。そうか、そうなのか。。。テーブルの上で使ったものは終わったらすぐ片付けなければいけないのだ。

 

After:

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これが今の僕の部屋。ずいぶんと片付いて気分がいい。掃除をエンターテイメントにするという発想には恐れいった。確かに楽しかった。

 

見た目はずいぶん改善したものの、まだ本に書いてあることの3分の1くらいしか実践できていない。まず、本棚に本が多すぎる。本は積み上げるものではなく、見せるものらしい。確かにグチャグチャに積み重なった本棚を見ていてもそれほど気持ちが良いものではない。

 

あとはソファをどうするか。実はこのソファあまり座り心地が良くない。きちんと店で座ってみたのだが、届いてからイマイチなことに気づいてしまった。だから処分を検討している。ソファの代わりに生まれる空間をどう活用しよう。仕事に集中できる机だろうか。まだまだ考えることは山積みのようだ。

 

 

部屋を活かせば人生が変わる

部屋を活かせば人生が変わる