大人になったのかしらと思う時

先日、ライブに行った。チケットをまだ買っていなかった。それなりに有名な人だけどマイナーな楽器奏者だし、たぶんチケットが開演前に売り切れることはないだろう。そう読んでいた。

 

開演一時間前になって、ライブハウスへ確認の連絡をした。良かった。まだチケットはあるらしい。しかも、数に余裕があるとのこと。

 

仕事をしてたらいつの間にか時間は過ぎ、開演して30分経っていた。ヤバイヤバイ。急いで会場へ向かった。街は花の金曜日で浮かれていて、道は混んでいた。結局、開演から1時間遅れてしまった。チケットはまだあった。500円高い当日券を購入した。

 

とてもいいライブだった。遅れたけど、逆に調度よい長さに思えた。

 

ライブから何日か経ったある日、いつものようにEvernoteを開いて思いついたことをメモした。

 

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当日券があるかどうか、ドキドキしながら電話をしたあの時、すでに僕はチケットを手にしていたのだ。紙に印刷された物理的なチケットはなかったが、少なくともデータとしてそれは存在しており、105円払って発券しさえすれば入場の権利をすでに僕は有していた。

 

僕は余分に3500円払っていた。まあ、いいか。良いイベントだったし。チケット余ってたし。僕が人より多く払ったことで、誰かが少し幸せになってるんだ。きっと。