広告非表示にしようとしまいと、それはオレの勝手だろ。

【広告非表示】にしてる奴って「万引き」と同じだよな(^o^) - 大彗星ショッカーのヒマつぶし2

 

 ふと思った。

 Adblock……つまり、広告を非表示にする拡張ツールをブラウザに仕込んでる人って、万引きと同じなんじゃないかと(^o^)

 

  1. 著作者のコンテンツは読みたい。
  2. でも著作者のマネタイズには貢献したくない。

 

 それって、心理的にはほとんど万引きと同じじゃね?

 

全く馬鹿げている。誰かが広告を見たくないからという理由で「広告を表示しない」という選択を取るのを妨げることなんか出来ない。「広告を表示させない」ことと「万引き」は同義とは決して言えない。

 

理由。

1. 広告非表示を選ぶ人は、広告をクリックしないことを予め決め込んでいる

広告非表示を選ぶ人は、そもそも初めから「広告には何の価値もない」と悲しいかな、決め込んでいる。そういう人達に広告をクリックしてもらおうと考えることに初めから意味は無い。だから、彼らを万引き常習犯だと非難することは、ただ自分の鬱憤を晴らすこと以上の価値はない。

 

そもそも広告に一切価値がないと考えてるような連中というのは、広告は、「自分の見たくないもの」を見せつけられるうっとうしいものだと感じてるわけで、彼らにマネタイズを期待しても仕方がない。中には、社会からちょっとばかし浮いてしまってどうにも息苦しい生活を送っているような人もいるだろう。半裸のきれいなお姉さんに「この旅館高かったでしょ?」なんて上目遣いで見つめられても、そんな夢みたいなことが人生で起こるなんてとても想像できない人達にとっては、苦痛で仕方ないはずだ。

 

2. あなたはコンテンツをブログに置くことをすでに選択している

だいたい、コンテンツの配信の仕方はあなたに選択権がある。あらゆる人に開かれたWWW上においてブログという選択肢を取った時点で、人は様々な方法であなたのブログにアクセスしたり記事を読んだりするはずだ。

 

Adblockをした状態でアクセスされることもあれば、RSSリーダーでサイトにはアクセスせず読むこともあれば、Lynxみたいなテキストベースのウェブブラウザからアクセスすることもあるだろう。いずれも広告を見ずにすむ閲覧方法だ。

 

ブログサービス(例えば、はてなブログ)が許容する範囲の方法であれば、読者はどんな読み方をしてもいい。はてなをハッキングしてあなたのコンテンツに直接アクセスするなんて事をしない限り(そんな事をする人いないだろうけど)、なんだっていい。はてなだったらHTTPプロトコル使ってりゃいいて事になるのかな。

 

それが許せないっていうんならブログ書くなとは言わないけど、他に書くとこあるでしょって思う。日記でもいいし、なんなら雑誌やフリーペーパー、本にして売ればいい。そんなこと出来るわけ無いだろっていう言い訳は通じない。だって、商業誌じゃなくたって自分で雑誌とかフリーペーパーとか作ったり、同人誌だってあるんだから。値段をつけて売るならそれに見合うコンテンツを作らなきゃいけないし、広告を出すにふさわしい媒体にしなければならない。

 

Webという手法を選んだったら、その制約で上手くやれよって話。登録制にして毎月お金取るというモデルだってあるんだし(はてなブログでは出来ないけど)。それなら、コンテンツ自体がマネタイズの手段になる。

 

3. Adblockを使う人も読者

Web上でコンテンツを無料で公開し収益を広告から得ようとしているならば、まず上の2つは前提条件として考えなければならない。Adblockを使う人も含めて読者だと考える必要がある。たとえ彼らが広告を一切目にすることがなくても、コンテンツを読んでくれてそれをもしSNSでシェアしてくれたらどうだろうか。それでまた別の読者が訪れるかもしれないのだから。

 

で、結局言いたかったのは

がたがたケチくさい事言ってんじゃないよ!

と、いうこと。

 

※言い忘れてたけどAdblockその他、広告を非表示にする類のツールは一切使っていない。そもそも、ウェブ広告には公私ともにお世話になってるので頭が上がらないくらいだ。